彼が怖いのではなく、誰かの怒りの場面に遭遇することが酷く苦手だった[ヒプノセラピー体験談]
クライアント様は、大学生の女性の方で、恋愛のお悩みでヒプノセラピーにいらっしゃいました。
セラピーを受けられた10日後にご感想をお送りいただきました。
(ご本人に掲載許可をいただいています)
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ふじわら先生、先日はありがとうございました。
セッションを終えたその晩に、長い夢を見ました。 以下は夢の内容です。
久々に父が出てきました。
今住んでいる家は新築で3年ほど前に建てたのですが、夢には父と以前住んでいた古い方の家が出てきて、
父が夜に訪ねてくる夢を見ました。
怖くて息苦しさを思い出しました。
母は、その後、父によるストレスで救急搬送されていて、私はその様子を見ていました。
そこで私は彼にメールをして助けて欲しいと呼んで、駆けつけてもらったあと、夜が空けるまで隣で励ましてもらっていました。
2人だから、心強い、そういうストーリー?だったのかは分かりませんが、隣にいてくれた安心感を鮮明に覚えています。
彼のすぐ隣に座って、近い距離で話していて、普段こんな近くに当たり前のように並んでいれるのは幸せな事なんだなと、起きてから気づきました。
そんなメッセージ性がある夢を見ました。
昨日、彼が実家から帰ってきたので、長く時間をとってもらい、セッションを受けたレポをまとめて、発表すると
彼はとても真剣に話を聞いてくれて、インナーチャイルドの「○○ちゃん」の話などには目を輝かせて笑いながら聞いてくれました。
私が隠し事をしたのは初めてだったので、(ヒプノセラピーを受けに行ったのは黙っていました)
彼はとても驚いていた様子でした。
私が興味あるのは知っていたけれど、本当に受けに行くとは思っていなかったようですが、
「素敵な体験ができて良かったね。」と言ってくれました。
セッションを終えた後、私は彼に対して抱いていた不満を認めることが出来ました。
その不満の原因の1つには、自分の極端な思い込み、完璧主義があることもわかりました。
具体的な事を言うと、私は「怒りの感情をぶつけられる」ことと父親を重ねていました。
彼が怖いのではなく、思い返してみれば日常で誰かの「怒り」の場面に遭遇することが、自分が怒られてる訳ではないのに酷く苦手だったことに気付きました。
そして多忙な毎日の中で、メインで共に過ごしていたのは彼で、なかなか友達と話したり相談する機会も作れなかったので、余計に全部の原因が彼との関係にあるのではないかと決めつけて、苦しんでいたことがわかりました。
彼に対して、まあ彼も大変だろうからと、本当に自分が辛い気持ちを隠したり、仕方ないと、私は心が広いからと蔑ろにしていました。
そこが無意識だったのでセッションを受けた後、あの彼に対する良く分からない不満の元はこれだったのかと分かりました。
これからももっと素直に、きちんとお互いの思いを伝え、楽しんでいこうと話し合うことが出来ました。
そして、彼もヒプノセラピーをうけて自分のことを知ってみたいと、意欲的です。
彼にようやく全てを話せたことで、だいぶ気楽になり、以前とらわれていたイメージも、かなり薄くなってきました。
またまた長くなりましたが、近況のご報告でした。お忙しい中、読んで下さりありがとうございました。
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何事にも真面目に取り組む素直なお嬢様でした。
ヒプノセラピーは初めてとのことでしたが、イメージ力、集中力がとても高く、すぐにイメージが浮かび、自分からどんどんイメージが進んで行かれました。
セッション前は、優しい彼に対して、懐疑心も抱いていたようでしたが、ヒプノでお父様とのことで傷ついていたインナーチャイルドを癒すことができて、感想に書かれていらっしゃるように雲が晴れたように彼への懐疑心が晴れたようです。
とてもさわやかなセッションができました。
お二人のお幸せを願っています。 ありがとうございました。
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